釣りと仕事と娘と
他の多くの地球人成人男性と同様、私も日頃、仕事をしている。心を病んだ人と、病院で向かい合っている。自分は幼い頃から人づきあいが苦手で、外で遊ぶよりも家で鉄道模型やガンダムのプラモデルを眺めているほうが好きな子供だった。そんな自分が、対人援助職に就いていること自体、我ながら驚きである。仕事は嫌いではないが、人と向かい合うのはエネルギーがいる。そんな自分を解放してくれるのが自然であり、釣りである。大きな自然の前では、人間が日々喜怒哀楽に揺り動かされていることなど、小さなことだと教えてくれる。私は、死ぬまで釣りを止めることはないだろう。2~30年後には、黒鯛釣りはどうなっているのだろう。私には夢がある。それは、子供が成人したら一緒に釣りに行くことだ。娘なので、釣り師に仕立て上げることはできないが。「お前、最近仕事はどうなんだ?」とか言いながら、穏やかな筏の上で、父と娘が肩を並べる姿を想像しているのだ。それまで、元気で楽しく生きて、イイ感じのオヤジになりたいのだ!
2007-10-08 12:50
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